地方都市計画の概要図 その1
当計画で謳っている内容を概要図にまとめてみました。
サイトに情報を掲載し始めてから、少し時が経ちましたので新たな要素も加わっています。
当計画の主な柱は情報を共有し、発信する期間の存在であり、その機関自体は公営でも民間でも構わないと考えています。
ただし、コロナ禍での各電子化の状況や地方の対応を鑑みると公営に期待するのは困難だと感じています。
ですので、民間で「できることから」という形に成らざるを得ないと思われます。
当計画の他の項でもお伝えしています様に、地方が振るわない状態は街の構造に多くの原因があり、それ故にあらゆる情報が行き渡らない状況にあり、それらが各能力を存分に発揮できない状況を作り、さらには無駄な努力、労働なども発生させています。
例えば旭川は車社会ゆえに各エリアが閉ざされた状態にあり、数字上は30万人超の人口を抱えながらも、実態は数万人規模の街が隣接している地方。という現状があります。
ですので、理想を言えばヨーロッパの都市部の様にある程度狭いエリアに住宅や職場を集中させることで都市機能を十分に発揮できると考えます。
旭川でもこちらのページで説明している様に、半径1kmほどのエリアにヨーロッパで多くみられる様な集合住宅を密集させることで旭川のほぼ全ての人口が住み、仕事をすることができます。
半径1kmは中心から歩いて15分程度でエリアの端に到達することができる距離です。
ただし、その様な街の作りは現実的に困難なので、せめて街の中央に情報を集約させた施設をつくり、市民が自由にその施設を利用できる状況が求められます。
形態は様々だと思います。コワーキングスペースの様な携帯や飲食スペースを兼ね備えたパブリックな場所や図書館のような場所も想定できます。
今回の概要図は旭川を想定しており、現在の旭川には大型の「学校」が必要とされていますので、学校の機能をもった情報施設としています。
なお、大型の「学校」といっても「大学」ではなく、新しいタイプの教育機関を想定しています。詳細は追って説明いたします。
次にこの図に記載されている「番号」に沿ってそれぞれの相関を説明いたします。
各概要の詳細は他の項でも触れていますので、よろしければ他の項もご覧ください。
1.基本的に「地方」は地方だけで自立するのは困難(特に予算面)で「中央」があってこその「地方」だと考えます。そのため中央(政府)と連携が取れたり、職場環境や仕事に対しての意識や「やり方」も大きく異なるので、それらを実際に経験する用の機会が必要になります。また、中央で正確に地方のことを対応していただくためには当然地方のことを知ってもらう必要があります。その為のつねに地方の情報を中央に伝えることができる状況も必要になります。
2.現実的には中央からの補助金や助成金が地方の運営には必須でそれらを得る他、語弊のある言い方になりますが「中央の一流の仕事」というのを地方に人間に知ってもらう必要があります。その為に「一流の仕事のできる人」を地方に派遣してもらうシステムが必要と考えます。これは民間に対しても、役人や地方議会議員にとっても同じことが言えます。
1.2.のことは決して中央の人間が優秀で、地方の人間は優秀ではない。という話ではなく、人は必ずしも経験に依存します。それゆえに地方の人間には一流に触れる「経験」が必要になります。
偉そうなことを言える立場ではありませんが、自分の経験では中央と地方では仕事(商売)に対する意識がことなり、特に「時間の使い方」に違いを感じます。国や地方のお金の健全化には、市の予算や所得税を基に計算すると地方の人間は今の平均よりも倍以上稼ぐ必要があると言われています。その為の「やり方」を学ぶ、あるいは体験する必要があります。
3.同様なことを他の地方でも行い、それらの地方と連携し、情報を共有します。、街づくりや街の活性化で他の地方で成功した事例は民間イベントや商売でも、あるいは地方行政の企画や条例などもそのまま利用できる仕組みが必要だと思います。
4.5.その地方の技術者や企業の持つ技術の情報を一括で管理します。それぞれの技術の詳細は必要なく、「この地域にどの様な技術者がいて、どの様な企業にどの様な技術がある。」ということだけを平等に把握することが必要になります。一方で他の企業や個人事業主がどの様なことに困っているのか、どの様な情報、あるいは技術が不足しているかを把握し、前述情報施設で把握している技術とマッチングします。
単純に例えば3Dプリンターの使い方が分からなくて困っている企業に、3Dプリンターの使い方を知っている人を紹介する。のような額面通りのマッチングはもちろんですが、例えば「新しい斬新な料理の研究をしている人」に対して「家具作りの技術を応用したら面白いことができる」のようなダイバーシティー的なマッチングができれば理想です。
他にも技術だけではなく、後継者がいない町工場にたいして独立して起業した若者を紹介するなど、多角的なマッチングも行えれば尚理想的です。
6.7上記4.5.の情報を持った期間がその情報に沿った新しい体系の教育機関を創出します。
他の項でも説明してる「即戦力学校」であり、通常の通学期間や履修科目、料金形態などを無視した、必要なことを必要なだけ行う学校です。例えば4.5.の情報でその地方に不足している技術者を集中的に育成する。育成方法、講師、生徒の募集なども任意でその都度対応可能な方法で随時開設する。その技術者が必要な企業で村技術にたけている人間が講師を行い、受講者を直接雇うなど、雇用に関しても自由とする。一方その地方で得意なことがあった場合、他の地方から受講者をあつめて人口増加、街の活性化の手段とすることもできる。さらにその受講者が履修後は、その街に残ってもらいその街の得意な分野をそらに伸ばすのも理想と言えます。
さらには、その施設に参加している企業、各技術者、受講者などが共同で研究施設を運営し実際に社会で必要な商品開発や技術の実用化を目指し収益化を目標とします。
8.上記が地方の産業等の発展を促し、地方の価値の向上につながります。
9.それらの行為が多くの地方都市(主に車社会の都市)に言える「出会いがない」を解消します。出会いとは企業や情報の出会いのほか、趣味の繋がりをつくり、男女の出会いにも繋がり、街の活性化やその先には出産による人口の自然増にも期待できます。
10.そうなるとあらゆる活動やサービス、さらには夢などが増えることになります。
11.12.13人が動くと新たな魅力が創出され、それが評価されることによって観光資源化します。観光客が増えると当然飲食やお土産の生産など各種需要が増え、さらなる人口増加も期待できます。
以上のことをざっとまとめますと、地方で散り散りになっている人を中央にまとめ、その人と人や情報や技術を繋げ、場合によっては研究し育てる施設を作ることによって、あらゆる面での地方の活性化を期待できます。
追記
上記概要図の全体的構成も図にしてみました
A.基本的に中央が管理統括します。
B.中央の中に地方を統括する専門の組織を作ります。その組織は中央(A)と連携しつつも地方の立場として(A)と時には対立します。
C.各地方に中央管轄の情報機関を設けます。その地域における各サービス、事業等の運営管理とともに、中央との連携も担います。同様の機関を他の地方自治体にも設置し、連携、情報交換をします。
D.「C.」の機関内に、今回の核となる新しい教育機関を設け、運営管理します。
E.その機関が所在する自治体の各企業や個人事業主が講師として参加したり、異業種交流を行います。
F.それらの活動によっての参加した企業や事業主の技術向上や自治体の産業の発展が期待されます。
G.合わせて、地方の車社会などでは大変希薄な出会いの場を創出し、少子化対策にも一翼を担います。
H.それらの情報は各所に発信します。
現在のマスコミの代わりになることを期待します。


