旭川の観光資源
旭川の有効的観光資源
コロナウイルスの「5類感染症」移行に伴い、今後観光客が増えることが期待できる中で、改めて旭川の観光資源を考えていこうと思います。
市政や一部の団体などでは「デザイン」や「アート」を売りにしていこう的なお話もありますが、少なからずもデザイン業界に身を置いている立場としては正直言って「デザイン」や「アート」を売りすることは「不可能」と言い切っても過言ではないと考えます。
理由を詳細をつらつらと述べると何かと「批判」や「悪口」につながりそうなので深くは書きませんが『「デザイン」や「アート」を売りにする』ことは無駄なことだと考えます。
たとえデザインレベルが日本のトップレベルの街だとしても、現代日本の「デザイン」や「アート」は世界的にレベルの低いものだと感じています。
当方、皆様が知っている国際的な都市での観光資源としてのアートイベントに関わったことがありますが、その年のアートに対する情熱や予算、動員などは誇張なく旭川のそれらより1万倍以上は大きと感じます。
それでもその都市でのアート事業は、完全に成功しているとは言える状況ではありません。
先述で「「批判」や「悪口」につながりそうなので深くは書きません」と書きましたが、少しだけ書かさせていただくと市の事業で「デザイン」に関わる人事や企画などが少しずつ始まっていますが、当方の感想としてはそれらの関係者がそもそも「デザイン」を理解しているのか疑問があります。
デザインとは例えば「実用日本語表現辞典」では『「美しさ」や「使いやすさ」などの狙いを実現するために創意工夫すること、および、その創意工夫の成果を反映させた見た目や機能のあり方のこと。』とあります。
しかし、旭川の上述関係者が言う「デザイン」や現在の日本で多く普及有している「デザイン」と言う言葉の感覚は「ビジュアル的」な要素が多く、本来の意味合いをなしていないと感じます。
もう少し端的に言うと『「デザイン」が「解りにく」』では本末転倒で「デザイン」の意味を成していません。
最盛期に比べて大きく数や規模が減少した「旭川家具」ですが、関わった人達の話を聞くと減少した理由の一つは「デザインが悪いから」と言う意見も多く聞きます。そのような状況を「推し」にしていいのでしょうか?甚だ疑問です。
ただし、個人や民間の団体で何らかの活動をすこと自体は何ら問題はありません。
また、前置きが長くなってしまいまして恐縮です。
旭川の観光資源を改めて考えたとこと「旭山動物園」は、確かに魅力的な観光資源といえますが、最近は「旭山動物園」を真似たのか、同じようなコンセプト、機能の施設が日本中にあり、観光資源としての価値が薄まりつつあります。ちなみに日本中の動物園を回っている方に話を聞くと「旭山動物園」は他の動物園よりも小さく感じるようです。
あとは、ラーメンくらいでしょうか?
ラーメンも魅力的な食べ物ではありますが、「ラーメン」で観光客を釣るのは少し餌が小さすぎる感があります。
他にも「音楽大行進」に見られるように「音楽」に関する事も見られますが、やはり観光資源としては弱いといえます。
そもそも、当サイトの他の項でも記しましたが、世界中の多くの観光資源は人為的に作られたものは少なく、一般的に自然や過去の遺産など「意図せずに結果的に観光地化」したものが多く、美瑛の「青い池」が解りやすい例といえます。
「青い池」は、
・もともと青い池は池ではなく林だった。
・青い池そばの川の上流には、青い水が流れていた。その青い水自体は知られていたが、観光地としては成り立っていなかった。
・工事の都合で林に青い水が流れて、青い池ができた。
・それによって木が枯れるなど、神秘的な状況になった。
・当初はそのエリアは立ち入り禁止だったが、関係者などから口コミが広まった。
・観光客が増えた。
・そのために、道路や駐車場を整備し、売店なども設置し人気の観光地化した。
と言うような流れです。
一旦話は戻り、旭川の観光資源を考えると「青い池」のように多くの観光客を呼べるものは「無い」と言ってもいいと思います。
ただし、最近は中心地に多くのホテルが建ち、観光客が増えています。
その実情は「美瑛を含め旭川近隣の観光地に多くの観光客が訪れている」「ただし、それらの観光地の観光資源の多くは『自然』である為、ホテルなどは貴重」「それゆえ宿泊だけは『旭川』に求める」
と言う現状がある。
だとしたら、その状況を最大限に利用するというのが、得策と言えます。
観光客が近隣の観光地からホテルに戻ったのあとの「夜」の行動に観光資のヒントがあるといえます。
そこで「青い池」の「青い池そばの川の上流には、青い水が流れていた。」と旭川の状況を照らし合わせると「旭川には道北随一の歓楽街がある」と言えます。
つまり「さんろく街」を中心とした「歓楽街」が旭川の最も有用な観光資源といえ、「歓楽街」の活性化が旭川経済の活性化につながると言っても過言ではありません。
歓楽街といえば、メインは食事ですが食事に関しては旭川は食材などに多くの利点があります。また夜の食事とお供といえば「酒」ですが、酒類も旭川には日本酒や地ビールなど名産があります。
また、食事以外にも音楽などの各種「ショー」も歓楽街の魅力といえます。
ただし、数十年前に比べて「生演奏」などを聴けるお店が減ってきたように見えます。
実際に音楽以外にも演劇などに携わっている方が旭川には多いので、観光客向けに何らかの「ショー」を行う動きがもう少しあってもいいと思います。
旭川は何かと団結しにくく、出る杭を打ったり、人に成功を嫉妬したり足を足を引っ張る傾向もありますが、異業種も含めて団結して旭川の「歓楽街」を盛り上げる必要があると感じます。
音楽や演劇などの舞台や、食事の場でも何らかの演出や装飾が必要なので、そこで「デザイン」や「アート」を利用する機会が増えます。
さらには飲食の「締め」としてのラーメン店も現在は増えていますね。
以上のように「歓楽街」を盛り上げることで、色々なことにメリットがあります。
当然、旭川市民の生活も楽しくなります。
と言う訳で旭川市民総出で、旭川市民の為に旭川の「歓楽街」を盛り上げてみては如何でしょうか?
追伸
とりわけ数十人から百人くらいの客席(単なるベンチでも可)がある空間が「歓楽街」界隈にあれば、ライブ、演劇、寄席、映像公開など色々ニーズはあるよね!?的な話はよく聞きます。
どこかいい場所がないでしょうか!?違業界共同で運営するとか!?