エネルギー、電力について02
『エネルギー、電力について01』に引き続きますが、ここからが本題です。
前回の話を要約すると「暖房費を省エネしても、体調を崩した場合の損害の方が遥かに大きいので、暖房費はケチらない方が良い」旨の話であるが、ここ数年は旭川の景気の悪化や原油価格の高騰などもあり、公道のロードヒーティングが設備があるにかかわらず使われていなケースが多い。
通常の道路は良いとしても、橋の下などはとても危ない。
旭川の橋の多くは2車線を4車線に変える際や老朽化の架け替えの際に橋前後の車道に合わせるためにカーブしている場合が多い。その箇所が下りなのでとても危険である。
路面が悪く、滑りやすいと、当然冬場の事故が多くなり、車や事故処理に関わる費用も多く必要となる。それらは良いとしてもやはり人命はお金には変えられない。
さらには、交通渋滞が起こりやすくなり「タイム イズ マネー」の観点からすると、膨大な損失がある。
また、通常の除排雪による労働や費用もバカにはならず、さらには「雪投げ場」を巡って隣の家同士での揉め事も多く、殺人事件も起きている。
これが、もし無尽蔵に電力を使うことができれば、解決する。
しかし、当然そんな都合の良い話はない。
泊原子力発電所がフル稼働しても困難である。
ですので、やはり再生可能エネルギーの仕様は必須だと言える。
しかし、現実は世界各所で起こっている問題の通り、再生可能エネルギーは利用がとても困難であり、費用的にも割りが良くない。
それらは色々な要因があるのだが、それらを説明すると長くなるので割愛し、大きな問題点を一つだけ言うと「多くは発電量が天候によって左右されるために安定した発電量が確保できない」つまり極端にいうと現状は「期待できない」わけである。
風が吹かなければ、風力発電は回らないし、晴れなければ太陽光発電も発電しない。雪が積もった場合も同様。逆に発電しすぎると先日の北海道の震災の時の様に電線や何らかの施設に影響を与え、停電になり得る。
そこで、日本を含め世界中で自然を利用した再生可能エネルギーの利用方法としては一度、バッテリーに電力をため、そこから使用する。
という方法である。
しかし、皆さんもご存知であると思いますが、大容量のバッテリーは大変高価である。
さらには、多くの場合は寿命が短く、残ったものは有害なゴミになる。
しかし、それらは電力を「電力」として貯めようとするから無理が生じる。
つまり、電力を電力ではない別なエネルギーとして貯めることができれば、安全に大容量貯めることができる。
それらに技術中に実際に日本でも行われ続けている方法がある。
それが「揚水発電」です。
東北大震災の際に耳にされた方も多くいると思います。
通常は、火力発電などの大規模発電は発電量を時間によって調整することができないので、電力消費量の少ない夜間に電力が余ってしまう。要するに「深夜電力」です。
そこで、夜間に余った電力を利用して、下流の水をダム内に水を汲み揚げて貯める。というシステムです。
電力を水力(位置エネルギー)に変える。という方法です。
これを深夜電力ではなく、風力や太陽光発電で発電している時だけ、ダムに水を汲み揚げることができれば、大きば蓄電池となり。そこから期待できる発電量は風力発電や水力発電と異なり一目瞭然である。
ただし、これも大きな問題はある。それは「ダム」が必要なことです。
ダムを作るのには自然を壊さなくてはならないし、そこに人が住んでいたら他の場所に移ってもらう必要があります。
しかし日本は降水量が多く、入り組んだ山地が多いので規模によりますが比較的ダムが作りやすい土地柄でもあります。
ダム建設のための自然破壊は問題だとは思いますが、火力発電による温暖化や風力発電、太陽光発電の諸問題、蓄電池の問題を天秤に掛けた場合、日本、とりわけ北海道では必要な手段と言えるのではないでしょうか?
ちなみにダムは発電、貯水、洪水対策のほか観光になるなど、多くのメリットがあります。
海外ではダムに水が貯まった際の景観を考慮した上で建設場所を選び建設し、計画的に観光地とすることもあります。
また、一部の情報ではアメリカなどでは現在ダムの数を減らす傾向がある。とのことですが実際は小さなダムや”関”をやめて、大型のダムに作り替えているために、ダムの数自体は減っている。とのことです。