旭川改造計画に最も基本的にな考え方は「街は人と人が出会うことによって発展する」ですが、旭川は街の構成やインフラの問題があり「人と人が出会う」ことがとても困難な状況で、それが経済低迷の原因となっています。
ですので「人と人が出会うための中央」が必要であると考えます。
札幌の中央駅や大通駅のような感じです。

自分が以前に住んでいたドイツの田舎町は人口が2万人ながら多くの住民が「街の中央」に必然と集まる構造になっているため、とても活気のある街でした。

以前に提案致しました「今の旭川に必要な施設」にも書きましたが、たとえ赤字でも「地下鉄」「地下街」は多くのメリットがあると考えます。
この件はまた、改めて深掘りしたいのでメリットや考察は改めて記します。

今回は、旭川に適した新しい「地下鉄(正確には地下鉄ではない)」を提案致します。

なぜ、新しい「地下鉄(正確には地下鉄ではない)」を提案する必要があるのかというと、通常の地下鉄はやはり工事費や運営費にお金がかかりすぎるため、多くのメリットがるとしても現実的ではないので、比較的安価でさらに新しい技術を利用した未来的な方法を提案致します。

概要としては、通常の地下鉄は建物の地下や他の配線、下水管などのさらに下を通すために深く掘ります。そのためトンネル工事と同様に横に掘り進めます。これは時間もお金もかかり、危険性も高くなります。
そこで今回の提案するのは、現在通っている車道の下に作ります。
当然、その上には建物がないので深く掘る必要がないの、トンネルのような工事ではなく「一旦道路を深く掘る」というほうほうで、地上から掘ることができるので、既存の地下鉄よりも安価、安全に工事をすることができます。
もともと、北海道の車道は雪が降るために、通常の地面の上にそのままアスファルトを引くと、雪解けの後に地面が沈みデコボコした道になってしまいます。そのため一度深さ5メートルほど掘り、地盤を固めた後にアスファルトを引きます。
そこで、一度掘った道路に土を埋めないで、鉄筋コンクリートで作った大きな「土管」のようなものを埋めて、その中を「地下鉄の路線」とします。

通常の「地下鉄」は地下に空間があれば良いのではなく、地下鉄の重さに耐える構造と、線路、電線など多くに設備が必要になります。また地下鉄の細長い構造上、線路の形状(カーブなど)にも制約が必要になります。

しかし、「地下鉄」や「電車」がバスよりも速いのは線路があることや形状がすべての要因ではありません。一番の要因は「専用路線」であり、通常の信号や交差点、並行して走る車や路駐車がないので「邪魔するものがなく、止まることなく走ることができる」ということが言えます。
つまり「速く」「円滑に」目的地に到着させるためには、線路がある地下鉄や電車ではなくても専用道路であれば、バスや一般車両でも構わない。ということです。

ということで、今回の提案した「地下鉄(正確には地下鉄ではない)」は、他に邪魔するものがない専用路線のために地下である必要がありますが、走るのは「車」です。ただ、現在のガソリン車やディーゼル車では、地下が排気ガスで汚れてしまうので、電気車や水素車を走らせます。(個人的には水素車が将来的にはオススメです)

上記内容は、海外などでは比較的検討されている内容です。

さらに新しい内容としては、まずその車は完全自動運転車にします。
地上を走る自動運転車は、複雑な道路や、地形、並行車や対向車、信号、歩行者、天候、路駐車、さらに事故や飛び出しなどの不確定要素に対応する必要があり、なかなか実用は困難ですが、今回提案した内容は完全に自動運転車専用の道路ですので、自動運転車同士で制御することで100%安全に効率よく走らせることができます。

もし、旭川の多くの主要道路の下に上記内容のような地下の自動運転専用道路が張り巡らされた場合たとえば、バスの様な決まった路線は設けず…
1.タクシーの様に乗りたい場所に自動運転車をスマートフォンなどで呼ぶ。
2.近くを走っている自動運転車が来て乗り込む。
3.目的地を入力して、目的地に向かって進む。
4.途中でその目的地周辺に向かう他の乗客がいたら、途中で寄って載せる。(Uberのような相乗り配車)
5.途中下車も可能。
6.降りるときにスマートフォン等で自動決算。
という感じです。

ただし、路線が完全に自由だと道路や自動運転のコントールが複雑になったり、相乗りしにくくなったり、時間がかかりすぎる可能性があります。さらに本来の「中央を作る」という目的から外れるので基本的には「地方⇄中央駅」という形が望ましいです。

上記説明をざっくりと図解します。


道路に沿って穴を掘ります。


鉄筋コンクリートで作った大きなパイプを埋めます。


蓋をしてその上は今まで通り普通に車や人が走ります。
今回の設備が普及したら車道をやめて、公園など他の設備に変えてもいいかもしれません。


パイプの中を自動運転車が通ります。

感覚としては「乗り物」といいうよりもスマートフォンで制御する、平面上に動くエレベータ。に近いかもしれません。

如何でしょうか。