当計画では、新しい学校のあり方を提案しつつ、旭川での新しい大学についても見守ってきた。

新しい大学の必要性は等計画でも感じており、もともとの「ものづくり大学」の考え方は賛成でした。
しかし、中々話は上手く進まず、それどころかおかしな方向へ進み、現在は「旭川大学の公立化」という全く異なった話になってしまった。
ただ、当方としても無碍に「旭川大学の公立化」を反対しているわけではないので、その経緯や現在の状況を注視してきたのですが、はっきり言って何も期待できないレベルの事業となっている。
筆者の個人的な認識としては現市長があまり乗り気ではない感じます。つまり市長の判断としては成功しない事業。つまり無理に実現させると自分の汚点となる。という認識を持った上での対応だと思われます。

そこで、当計画の「学校を創ろう!」プロジェクトなのですが、コロナ禍の影響もあり複数の計画が中止になっていて、今は様子見の状況となっています。

しかし改めて考えてみると、他にも方法があると気がつきました。

日本の大学などの高度教育の大きな問題点はいくつもありますが、現在大きく問題だと言われているのは少子化の要因にもなっている「授業料が高すぎる」ことと、「その割に大したことが身につかない」という問題があります。
また、最近の学術会議などや各種論文、国際活動などをみると日本の大学や教授の成績は芳しいとはお世辞にも言える状況ではありません。

そこで感じたのは「大学」という制度は海外から来た文化なので、日本人に向かないのでは?と感じます。ここでは触れませんが同様に議会、政党、選挙なども日本人に向かないと感じます。(米国の大統領選挙を見ると、日本以外の世界中で向いていない。あるいは時代遅れの制度とも感じます。)

では、どの様な日本人向けの制度があるかというと、「丁稚」という習慣がありました。要するに商人や職人などに弟子入りです。
今でも一部の芸能や相撲界、職人などにも似た様なことが行われています。

基本的に学校ではないので、当然学費は要りませんし、日本の大学と異なり即戦力な技術や知識が身につきます。

しかし、大きな問題があります。まず正式な制度として確立しているわけではないので、正式なルールや法律がありません。
それ故に、「ただ働き」「ただ見ているだけ」「カバン持ちなど不必要な作業」「掃除洗濯などの私生活の世話」「パワハラ、セクハラ」「早寝早起き」など多くの問題があり、多くの人もその様な認識があり、「弟子入り」は現実的な制度ではないと感じているでしょう。

ですので、その様なことが無いように、明確なルールや法律の制定が必要なります。

例えば
1日に10時間以上は拘束しない。
1日に3時間以上は弟子に技術や知識を教える、学ばせる、体験させるなど身になるための要素が必要。
実働があった場合は、地域別最低賃金以上の報酬を与える。
など、
また「この人の元で何時間以上修行して、これだけの技術を身に付けました」的な公的証明書の発行。
各種資格等受験資格の付与。
あるいは師匠などの受け入れ先にも「この人の元ではちゃんとしたことを学べますよ」的な公的な証明書の発行。
或いは弟子を正式に受け入れることを許可する免許制度。
等が制定されると、丁稚システムが普及するのでは?と考えます。

さらに、現在の教員向け学生向けの割引制度なども利用できたり、税に対して何らかの優遇があれば尚良いと思います。

就職に向けて何かを学びたいと思っている人にとって、上述の様なシステムは有用な制度になると言えますが、会社や個人事業主で新たに雇いたいと思う立場としても、なかなか即戦力な技術や知識を持っているが居ない。全くの新人を雇って、仕事ができる様になるまで教育させる間の給料を支払う金銭的な余裕がない。というケースも多いと思われますので、学ぶ側、雇用する側にとってもWin Winな制度だと思われます。