現在、形式的だけであると思うが旭川の公立大学の創立が検討されている。
旭川大学を市立の大学にするというものである。

ちなみに、旭川に公立の大学を作る。あるいは誘致する。という考えは前の選挙での他の候補者も同様でした。

ただ、当方は理想は理解できるが、少し非現実的かな?と考えている。

まず、旭川大学を市立大学にすることは100%反対である。
全く意味がなく、市立大学ということは市の予算が支払われるので、さらに旭川市の予算が圧迫する要因となる。

もちろん、大学を設立するとか、誘致するのはとても必要なことと理解しており、日本の地方都市としても成功している例がある。
ただし日本の地方都市で成功している条件としては「すでにネームバリューのある有名な大学の誘致」「他に例のない時代にあった独自の学科」が必須である。
理由は単純に「有名でなければ誰も受験しない」「有名でなければ就職も困難」「他にもある学科ならば、わざわざ旭川に来ない」というわけである。

実際に数年前まで旭川に東海大学があったが、昔は比較的珍しい学科だったのでニーズがあったが、ニーズの減少にともない受験者も減り、定員割れが続き、現在は札幌校と合併した。

その様な現実がある中で、新たに大学を創立、誘致したところで意味がないと考える。

また、東京の中でも人口が増えている地域と減っている地域があり、減っている地域でも大学を誘致することによって人口が増え、学生(若者)が増えることによって地域の活気が戻った。という現実もある。

なので、現在の旭川に大学の創立や誘致は必要だとは当方も考えている。

ただ、東海大学の例でいうと常時4学年800人ほどの学生がいたが、町外れの地域に建っていてその周辺で主に学生は活動していたので、あまり「街の活気」に影響を与えていたという感じはない。ただ卒業生が現在も旭川で活躍していおり、一定の効果はあった。

同様に、現在の旭川大学が公立化されたとしても、現在と同じ位置にあれば「街の活気」という意味ではあまり意味がない。
そもそも多くの大学が定員割れしている現状で、旭川に新たに多くの学生を呼ぶことができるのだろうか?その必要性はあるのだろうか?

もし、本気で旭川を大学によって活性化させるのであれば、数千人から数万人規模の大規模大学を誘致する必要がある。
それも、現在の旭川大学の様なほぼ旭川郊外ではなく、東京の成功例で見ると「街中」「駅から降りてすぐ」の位置に立てる必要がある。
例えば現在の旧西武デパートB館を利用するとか、A館跡地に立てるとか、あるいは市役所が移設された場合、現在の市役所庁舎を大学にするとこが良いかもしれない。
いずれにしても現実的ではないが…。

また、たとえ立地的にも施設的にも十分なものができたとしても当然大学ならば「何を教えるのか?」、また本来の大学の存在意義でいうと「何を研究するのか?」が大切である。
上述の様に、たとえ必要のある学科だとしてもありふれた学科ならば多くの大学が定員割れしている現状で、旭川の大学に学生を呼ぶことができるのか?
やはり困難であると考えざるを得ない。

というか、そもそもこの時代に「大学」である必要があるのか?
現在は大学にシステムは学費だったり、入試制度だったり、成果だったり多くの問題がある。

つまり旭川には「多くの学生を誘致する」必要があるが「大学を作る」必要は無いといえる。

そこで「旭川改造計画」では、新しい「学校」の創立を提案いたします。
ここに書くのと長くなりますので、また改めてまとめて掲載いたします。