現代社会は大きな問題をたくさん抱えていますが、日本においての数多くの問題の根源は「需要と供給のバランスが取れていない」ということが言えます。
供給が多いのに対して、需要が圧倒的に足りていない。ということです。
要するに企業側が商品やサービスを売りたくても、買い手(ユーザー)が特に「欲しい」と感じないので、商品やサービスが売れない。という状況が続いています。
それゆえに当然、企業の業績も伸びず、給料も上がりません。

その様な状況に陥った原因は複数あります。
まずは基本的に供給側が買い手(ユーザー)側の要求に応じることができなくなった。ということが言えます。買い手側が「こんな商品欲しい」と思える様な商品やサービスが企業側が作れなくなってきています。
これらは日本の企業側がチャレンジ精神が劣っているとともに、ユーザー側の評価が厳しくなっている。という二重悪に陥っています。
昨今の世界規模の企業やサービスはいわゆる「トライアンドエラー」を繰り返して、ユーザーが満足いくまでに試行錯誤を繰り返します。この場合消費やサービスが満足のいく状態ではなくても、市場に出し実際にユーザーに利用してもらい、クレームなどを受け、より良い商品やサービスへと成長させます。
しかし日本に企業は「完璧な商品」となってから市場出す様な傾向が強く、そうなると世界企業よりもスピードが大幅に劣ります。また社内で試行錯誤するよりも当然市場全体で試行錯誤した方が良いので、社内での「トライアンドエラー」だけで市場に出そうとすると、世界レベルでは劣った商品になってしまいます。
企業がその様な状況に陥ったのは、ユーザー側の評価が厳しくなったから。と言えます。特にインターネット上での評価(レビュー)が日本だけ以上だと言われています。
日本以外の国では正当で客観的に、その商品やサービスの評価を点数やつけます。
例えば「普通に使えるけれども少しエラーがあるから80点」「楽しかったです。また利用したいです。星4個」「かっこいいけれども後ろの塗装が雑に感じました。90点」の様な感じ。
それに対して日本は「購入前に自分が想像した商品と違うので0点」「マニュアルと違う使い方したら壊れて星1個」「店員の対応が悪かったから15点」あるいは「使ってないけど好きなメーカーなので100点」のように、まともに評価をすることができていないケースが多くみられます。特にその商品の価値よりも、自分の都合だけで評価することが多くなり、さらにその評価をクレームとしてSNSなどでわざわざ拡散させたりもしています。
この様な現状では企業は思い切った商品開発やサービスの提供はし辛くなってしまいます。

他にも「需要と供給のバランスが取れていない」理由はあり、パソコンやスマートフォンの普及により、例えば時計、カレンダー、音楽プレイヤー、カメラ、メモ帳など多くのものが不必要になってきています。
また、テレビ、冷蔵庫などの家庭電化商品などは、性能がよくなりすぎて、買い替えの必要がなくなってきています。
また、環境問題もあり、廃棄しずらい商品は購入を躊躇う現状もあります。

など、諸々の事情があり、なんせ「物」が売れにくい時代となっています。
この傾向は、世の中の仕組みが大きく変わらない限り、変化はないと思われます。
(余談としての個人的な感想ですが、欧米でも同じ様な状況は続いているので、それらの打開策としてSDGsとガソリン自動車の廃止など、無理矢理理由をこじつけて「物を買わなければならない」状況を作っている様に感じます。)

ここからがそれらに対する対策なのですが世間的には「物」から「サービス」へとお金の使い方を変化させる動きがあります。
「他の人と共感」だったり「貴重な体験」などキーワードとなっていますが、それらのサービスを受ける機会や動機もなかなか限定的であり、日本国内のお金が十分に回っていない状況がございます。

そこで、今回の提案は日常的に利用する習慣です。
それは、「晩御飯は外食にしよう!」です。

晩御飯は大抵の人が日常的にとるので、当然「お金を使う」機会が増えます。
また、ポイントしては働き方或いは生活の仕方、家庭のあり方が変化する中で、昔ながらの「奥さんが毎日家庭で3食をつくる」というのが困難になってきていますので、晩御飯は外食、或いはデリバリーで済ませるのが今後の日本社会に適していると考えます。
ちなみにですが、ヨーロッパの一部の国では晩御飯は比較的軽めで、朝ごはんに時間をかける傾向があり、朝ご飯の量が多くなると、身長が伸びる傾向がある様です。

ただ、そのためには一般的な飲食店も変化が必要になります。
通常の晩御飯を食べる様なお店のうち、居酒屋などは飲み物を多く注文することが前提であり、レストランやファミレスなどは「たまには外食で豪華な食事を」的なイメージがありますので、飲み物も必要なく比較的一般的な晩御飯で出る様なメニューの提供が必要になります。金額で言うと一人当たり1,000円前後でしょうか。

習慣が変われば、多くの人が晩御飯を外食にすることができますので、近所の居酒屋などでも効率のよい安価な夜定食が提供できると思われます。

独り身ににとっても、外食することで何らかの出会いの機会も増えると思われます。

と言う様な感じで、今後の日本経済を鑑みると「晩御飯は外食で!」というのは社会にとっても、家庭にとっても得策な手段だと思います。